「社会課題を自分事として捉える」大田 裕子さん
今回は、センノオトで毎月第4金曜日の夜に開催している「♯カタルシネマ」の企画者であり、
自身は会社員生活を送る傍ら、昨年にはキッチンカー「Nice Guy BBQ」を夫クリスさんと開業するなど多岐にわたる活動を行う大田裕子さんにお話をお伺いしました。
大田 裕子 (おおた ゆうこ)
17歳で単身渡米、大学卒業後はメディア(テレビや雑誌)や、商社やメーカーのマーケティングや営業等を行う
2024年春に米国オレゴン州から薩摩川内市に家族で移住。
2025年2月より夫とアメリカンBBQのお店をキッチンカーにて開業
薩摩川内市で会社員生活を送りながら、現在に至る。
広大な自然、圧倒的なスケールに魅了されて
高校時代1年間のアメリカ留学を経験しました。それをきっかけに高校卒業後上京をして
アルバイトをしながら東京の語学学校で勉強し、ニューヨーク短大に入学をしました。
その後、アメリカで企業に就職し、昨年2024年に、息子が小学生になるタイミングで、日本の文化にも触れて欲しい!日本語を話せるようになって欲しい!と思って思い切って薩摩川内市に移住しました。
現在は、私は薩摩川内市で会社員の生活を送りながら、夫のクリスとともに昨年開業したキッチンカー「Nice Guy BBQ」の運営も行っています。
本場のアメリカンBBQを楽しんでほしい
夫クリスはアメリカのニューメキシコ州出身です。10歳の時にオレゴンに引っ越してきて、19歳でアメリカ海軍に入隊して9年間働いていました。
軍ではトップガンの乗ってるF-18の整備を担当していました。
夫は一時期、日本に駐在しており、その時に私(妻)と友達になって...気づいたら結婚していました。
そのあとはネバダ州などにもおりましたが、息子もまだ産まれたばかりだったので、退軍してオレゴン州へ移住しました。
オレゴン州の広大な自然、数々の絶景は皆さんにも一度は体験してほしいと思います。
「Nice Guy BBQ」はアメリカンBBQのお店
元々は夫の趣味であり。「本場アメリカのBBQを鹿児島の人に食べて欲しい」と話したことをきっかけに始めました。
ぜひ、皆さんにも本場の味を楽しんでもらえたら嬉しいです。
映画を通して社会とつながるコミュニティを目指して
初開催の上映タイトルは「プラスチックの海」
映画の内容は本当に衝撃的で、毎日の生活の中で当たり前のように使用しているプラスチック製品のことや、子供たちや地球の未来についても深く考えさせられる内容でした。
上映会後に参加者の皆さんの実体験や感想、想いをお互いに共有するという体験が本当に興味深く、刺激にもなります。
改めて、人との出会いの大切さを痛感しましたし、実は社会課題や地域の課題に向き合うことは自分自身のこれまでの経験や考えに
向き合う行為でもあると感じます。
「社会課題」と聞くと身構えてしまう人が多いと思いますが、
実際に映画を見ると、社会課題とは決して難しいテーマではなく生活レベルで感じる苦労やモヤモヤこそが社会全体の課題であるという発見がある方も多いようです。
社会課題に関心を持ち、日常の中で問いを立て、「自分にできることは何か?」を考えて行動できる
これは、ビジネスの世界においても未来の人材育成に求められていることかもしれません。
しかし、現在の日本の義務教育だけでは難しいと感じる部分もあります。
教育だけなく、日本ではアメリカと比較をしても政治や社会課題に関する話題に触れることがタブーであったりします。
だからこそ、地域で世代や性別、職業などの垣根を越えて交流できる場所をつくりたい
その想いがこの「♯カタルシネマ」の開催につながっています。
‘‘社会課題‘‘
それは、実は「私たちの生活そのもの」であるという認識は
社会とつながる第一歩かもしれません
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